箱庭の螺旋-はこにわのらせん-

 例を見ない対象であるだけに、多くのデータを必要とする以上はそれもやむなしなのかもしれない。

 ベリルの成功以降、いくつか実験を繰り返したが結局は一つも成功を見ていないのだから。

 研究にかけられる費用は安くはない。

 そういう事もあり、人工生命体の研究はベリル一本に絞られる事となった。