家に帰って来るなり、私はベッドに横たわった。 今日1日が嘘みたいに楽しくて、あっという間の時間だった。 なんだかんだで喜田は面白い。 話してみるといい奴だ。 喜田にとって私はどんな風に見えてるんだろう…。 なぜかそう感じた。 ふと、胸の奥に今までに感じたことのない感情が芽生えはじめた。