泣いてる怜ちゃんを横目に喜田は私に

『で?』と話をふってきた。






私はわけがわからず『で??』と聞き返すと、




『お前、他に言うことないの?』と言ってきた。





『言うこと…?』と聞き返すと




喜田はため息をつきながら
『お前が俺がいない時に高山に言ってたことだよ。必死に訴えてただろ?『誰にも負けない!』って』と言った。





私は急に恥ずかしくなって
顔が真っ赤になった