次の日。 教室に行くと、席が変わっていた。 『ああ、席替えしたんだ…』 そう思うと涙が出そうになる。 もう私の隣は喜田じゃない。 昨日までの時間が嘘のようだ。 自分がこんなにも喜田の事好きになるなんて思いもしなかった。 喜田の事が好きすぎて辛い。