1年間の幸せ。


登校していく生徒達。

私は、ものすごく注目を浴びる。

そんなに、めずらしい?
髪の色が?登校してないから?

「あの子…病気の…」

うるさいなぁ。

「あはは!!!お前
ちゃんとしろよなー!!」

…蓮斗の声がする…

私は、声がする方をみると
凄く目立つ銀髪が目に入った。

今日が始めての学校なのに

蓮斗は、慣れるのはやいなぁ。
小学校同じだった人かな。

私は、蓮斗のそばまで
行くこともなくただただ

学校まで歩いた。

重いリュックをしょって。