「なんですか じゃないよねー」
「今日も 忠告聞いてないじゃん」
忠告。
毎日毎日 言われる この髪色と顔。
「だから、染めてないし化粧してません」
「ほんと、嘘下手だよねー。」
「そんな綺麗な地毛で 色白で 睫毛濃くて
どこの外人だよ。」
「だから、親もこんなかんじなん …」
バシャッ
喋ってる途中だってば。
「あんた気強すぎー」
「立場分かってんの?」
「きたなーい、臭いし 帰ろーっ」
部活終わりの 絞った雑巾の水をかけられる。
毎日毎日 浴びせられる言葉。
正直 もう限界だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…