中学2年生の春 少し目立った風貌の私は、 一つ上の先輩からのいじめの標的だった。 「瑞穂ちゃーん、ちょっと来て。」 いつものように 部活の後 部室の裏に 呼ばれる私。 「瑞穂、大丈夫?ついていく?」 毎日心配してくれる 友達の 奈々。 「大丈夫だよ、いつも通りでしょ」 言われたとおり、部室裏に行くと 先輩とその彼氏、そして先輩達。 「なんですか。」