桜の約束、桜の誓い。












―――――え?





これは、夢?





「お前、相変わらず暇人やってんのな」





フッと笑いながら話す君。





私が会いたかった人。





「……サク!」



「おう。 また桜が見たくて帰ってきた」



「そうなんだぁ」





ここで一人で待っててよかった。





サクは去年と、あまり変わってない。



だけど、ちょっとだけ身長が伸びた気がする。





「……あと、お前に伝えたいこともあるし」



「私に伝えたいこと?」



「あぁ。 でも、それを伝えるのは今じゃないな」





なんだそれ。



今、聞きたいじゃんか。





「いつ言ってくれるの?」



「さぁな。 でも、この桜の花弁が全部散る前には」