私が呟いたことを聞き逃さなかった優奈は、すかさず突っ込んできた。 「……サクは桜の木の下で会えるかもしれない、と」 「わっ!?」 「図星か」 「……まぁ」 優奈はまたニヤニヤした。 「なるほどねぇ。 サクって人のこと、好きなのか」 「……っ」 「やだ、また図星? 亜弥ちゃん照れちゃって〜」 もう、やだ。 優奈やだ! 「桜の木の下って、あの亜弥ん家の近くにある公園の桜の木?」 優奈になら、少しくらい教えてもいいか。 もともと内緒っていう約束はないし。