「や、うん。 サクは、たしかに人の名前ですが」
誰って聞かれると、なんて答えればいいのか…。
「誰? さぁ、吐け!」
「よし、お弁当食べよっ☆ 今日のおかず、何かな〜☆★」
あからさまに優奈をムシする私。
だって…ね?
なんとなく言いたくなかったんだもん。
別に、サクと二人の内緒ってわけじゃないんだけど。
なんとなく、私からは言いたくなかった。
優奈には悪いけど、これは親友にも言いたくない。
まぁ、もっと時間が経てば、話す気になるかもしれないけどね。
「ふーん。 ま、言いたくなったら聞かせてよ」
ちゃんと察してくれる優奈、好きだな。

