☆恋しちゃったんだ☆

愛羅SAID


 「私は教室戻るわ。さよなら。」

 私は屋上のドアノブに手をかけた時

 「おぃ。待てよ。俺、逆井 翔。お前は?」

 何アイツ。誰も名前聞いてないし!!

 でも、言わなきゃだめだよね。

 「・・・斉藤 愛羅」

 女嫌いなら関わるなよ。

 「愛羅か。よろしくな?」

 馴れ馴れしい。

 「よろしくするつもりはない。関わらないで。逆井くん。」

 とにかく、冷たく言い放った。

 「フッ」

 笑った?意味わかんない。

 「お前っておもしれーやつ。俺に媚売らないんだー。」

 はぁ?バカなのかこいつ。

 「売らない。気持ち悪いわ。第一男嫌いなんだよ。」

 まだ、笑ってる。頭おかしくなったのか・・・?

 「へぇー。マジおもしれーな!!愛羅」

 死ねーーーーー!!!!

 気安く名前で呼ぶな!!!!

 「さよなら。ナルシストさん。」

 そぉ言って教室に向かった。