本当は今日笹原さんに言われたことを相談したかった。
でも、そんな空気じゃない。
話したら崇のことも聞かれるだろう。
そしたら、初恋ってことも、最初眼を合わせれなかったことも何もかもがばれてしまう。
「おやすみ」
気が付けば夕飯を食べ終え明日になろうとしていた時刻。
「うん。おやすみ」
結局新君はリビングで寝ることに。
そしてあたしは深い眠りについた。
朝8:00と時計が教えてくれる。
~♪
あたしのスマホが鳴った。
電話?
「はい」
寝起きの寝ぼけた声で返事をする。
「あっ、美恋?今日いきなり撮影が入ったのよ。もう家の前まで迎えに来ているからいますぐでてきて」
「そんなっ!今日は日曜日よ!?ってか、今起きたばっかで準備何もできていないよ!」
「ヘアーセットはあっちでやるから、服だけ着替えなさい。あと、ビルに入るためのカードも忘れちゃだめよ?」
「今行く!!」
あたしは急いで適当に着替え、適当にバッグに持ち物をつっこんで、適当な字で新君に置手紙を書いた。
「今から撮影です。何時に帰れるか分からないから昼食は済ませておいてね」
これでいいかな?
「お待たせ!」
「じゃあ行きましょう」
いそいで撮影所に向かった。

