流れ星




「 3の6…ここか。」


入ってみるともう既に結構な人数が
集まっていて、私は窓際に座った。
周りはガヤガヤと喋っている。


「 ねえ、隣いい?」


イチゴオレを飲んでいると
いきなり声をかけられて驚き
思わず口からこぼれそうになる。

そこには背の高い顔の綺麗な
男の子が立っていた。


「 あ、はい、どうぞ。」


慌てて隣の席においていた鞄をどけて
どうぞどうぞ、と言うと
サンキュー、と言って席に座る。