しばらくの沈黙のあと





廉「俺でいいのか?」




美「え?」




廉「俺みたいな暴走族に入ってるやつで。優梨みたいに族全体に守られる姫なら危険は少なくなるが、副総長の女じゃ、族全体が守ってくれるかは分かんねぇから、危ない目に合うかもしれねぇんだぞ」





美「廉くんがいいの、好きなの。危ない目に合いそうになったら、廉くんが助けてくれるでしょ?」





廉「そりゃ、当たり前だ。…………ほんとにいいんだな、俺で」





美「いいに決まってるよ!」





廉「ありがとう、美奈。……好きだ」





美「あたしも好きだよ、廉くん」





こうして想いが通じあった私たち





それから少し話して、皆のいるところに戻ることにした