「可愛くないもん、全然」 ほんとに無自覚ねーとぼそっと言っているのは杏里は知らなかった。 そんなこんなでいつの間にか洸燐高校に到着。 玄関にはクラスと名前が書いてある紙と思われるものが大きく貼ってある。 玲那と二人で確認すると一緒のクラスだった。 おー、一緒だよ。やったね!と言いながら二人でクラスへ行った。