もう寝ちゃったのか。
リンゴ食べて眠って欲しかったな。



もう一度熱があるか確かめるために眠ってるソウタの隣に座り、おでこに手を当てる。



「…やっぱ熱いよ、絶対熱あるじゃん」


独り言でそう言うと、起こしてしまったのかソウタが目を開けないまま「……何しに来たんだよ」掠れた声でそう言うから余計心配になった。



「起こしてごめん。体温計持ってくるから熱図ろ?」


「…うぜぇよ、寝てりゃ治る」



今度はあたしがソウタの言葉を無視して急いでリビングから体温計を持ち出した。