「……こんなクソみてぇな偶然要らねぇんだよ」




苦しそうにそう呟いたソウタの表情が、どうしようもなく切なかった。



……あり得ない。
ソウタがあたしのことを好きだっただなんてそんなこと。


一瞬夢かと思った。
舞い上がってるあたしの頭の中には、たくさんの疑問が出てきて。



それを聞きたいけどどう切り出して良いのか分からなかった。



「……悪かったな。今まで。散々最低なことばっか言ってたな俺。…どうしようもなくむしゃくしゃしてたんだ」



申し訳無さそうにそう言ったソウタはあたしがずっと恋い焦がれてたソウタで。