今日は、ソウタは帰ってこないかと思ってたし、川杉と遊園地行ってたからであって。



なにも返事をしないあたしを、ソウタが頬杖をつきながら視線をこっちに向ける。



「あぁ。あの彼氏と一緒だったのか」



口元に意地悪そうな笑みを作って、目を細めてあたしを見る。


その表情にドキドキしてるなんて、ソウタは知る由もないんだろうな。




「…ソウタだって彼女と居たんでしょ?連絡しなかったあたしも悪いけどさ。」



そう苦し紛れに言うと、何故だか目を逸らされた。



ちょうど良い具合に出来上がったラーメンのふたを開けて、ソウタが食べ始める。



「嫌いだよマジで」



伏し目がちに呟いたソウタの表情がなんともいえない程あたしの瞳には切なく映ってあたしの胸を締め付ける。