「おはよ」
次の日、
教室に行くと扉の手前で青島くんが壁に寄りかかりながら腕組みして待っていた。
将季くんは今日も一緒に登校してきたから
私の後ろにいるわけだけど
将季くんからも青島くんからも黒いオーラが出ていた。
「ねえ、2人とも教室入ろ?」
「ごめんな彩果。
…将季には話したいことがあるんだ」
「奇遇だな。俺もちょうど話したかったとこだったんだよ。
その前に人の女を下の名前で呼び捨てにするなよ」
「そんなの俺の自由だ。
なあ、彩果。彩果って呼んでいいだろ?」
えっ、
私を頼むから争いに巻き込まないで…


