「え…っとこれでいっか」




将季くんの好きなものだけをお皿いっぱいに盛って将季くんのいる403号室に向かった。




…トントンッ




ドアをノックする。

…やっぱり出てきてくれない。





「ねぇ将季くんー。ご飯持ってきたんだけど」




それでもやっぱり返事なし。

もうバイキングの方に行っちゃったのかなって思ってた時だった。





「あれ?彩果だぁ」