「サオ?」 階段の下に 投げ出した足元には、 首をかしげて見つめる シュン。 「大丈夫?」 どうしてーーー。 シュンは、まっすぐな瞳で 私を見るの? あなたはーーー。 私をとかしてくれるの? この空のように。 母さん。 私……。 幸せ。 なのかな……?