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ホテルの側をゆっくりと流れる、とても静かなテムズ川のクルーズを終えて、広大な敷地を散歩しながらホテルに戻ってきた私達。
そんな私と魁さんは、ホテルのプライベートルームで、二人きりのアフタヌーンティーを楽しもうとしていた。
「わぁ! 美味しそう~!!」
目の前に置かれた、文句なしのゴージャスなスリー・ティアに、またテンションが上がる私と
「すげぇ量だな……」
お皿に盛られてきたそれを見て苦笑いをする魁さん。
確かに、この量は半端ない。
一番下の段は五種類のサンドイッチが盛られていて、真ん中にはケーキのセレクションが所狭しと並んでいる。
マカロンにフルーツタルト、パリブレスト、パッションフルーツのケーキ、ホワイトチョコレートのムースにチョコレートケーキ。
更に一番上の段には、プレーンとレーズン入りの二種類のスコーンとパウンドケーキ、フルーツケーキ、エクルスケーキのポッシュ・バージョンとジャムとクロテットクリーム。
これに紅茶が付いて一人分の量だった。

