Wonderful DaysⅡ







ホテルの側をゆっくりと流れる、とても静かなテムズ川のクルーズを終えて、広大な敷地を散歩しながらホテルに戻ってきた私達。

そんな私と魁さんは、ホテルのプライベートルームで、二人きりのアフタヌーンティーを楽しもうとしていた。


「わぁ! 美味しそう~!!」


目の前に置かれた、文句なしのゴージャスなスリー・ティアに、またテンションが上がる私と


「すげぇ量だな……」


お皿に盛られてきたそれを見て苦笑いをする魁さん。

確かに、この量は半端ない。


一番下の段は五種類のサンドイッチが盛られていて、真ん中にはケーキのセレクションが所狭しと並んでいる。

マカロンにフルーツタルト、パリブレスト、パッションフルーツのケーキ、ホワイトチョコレートのムースにチョコレートケーキ。

更に一番上の段には、プレーンとレーズン入りの二種類のスコーンとパウンドケーキ、フルーツケーキ、エクルスケーキのポッシュ・バージョンとジャムとクロテットクリーム。

これに紅茶が付いて一人分の量だった。