その後、仕度を終えて魁さんとリビングに行けば、驚いたように目を見開いた二人の兄。
「………………?」
何でそんな顔をするのか気になったけれど
「マーク兄さん、アル兄さん、おはよう」
笑顔で挨拶をすれば「……おはよう」と笑顔で返事をしてくれる。
二人の笑顔が引き攣っているように見えるのは、私の気のせいかな?なんて思っていれば
「約束ですからね」
と、爽やかな笑顔でマーク兄さんに声をかけた魁さん。
その言葉を聞いた途端に、苦虫を噛み潰したような表情になったマーク兄さんは
「……分かっている」
不満気に低く唸った。

