Wonderful DaysⅡ



激しいキスの余韻で、ハァハァと肩を上下させていれば


「そろそろ、起きろ。出掛けるぞ」


「……出掛ける?」


「あぁ。デートしよう」


彼は優しく微笑んだ。


「でっ、デート!?」


驚いて、口から飛び出た声は上擦っていた。

デートって……恋人同士がする、あのデートの事だよね?

思わず、魁さんの顔をマジマジと見つめてしまう。


「あぁ。マークさんには許可を取ってあるから、仕度が出来たら行くぞ」


「え!? マーク兄さんが許してくれたんですか!?」


あの、マーク兄さんが!?

今まで兄さん達の鉄壁のガードで、男の人と交流を持つ事はおろか、話す機会さえほとんどなかったのに……

信じられなくて私を見下ろしている魁さんに聞き返せば


「じゃなきゃ、お前を連れ出せないだろ」


「……確かに」


納得させられる言葉が返ってきた。