Wonderful DaysⅡ



そもそも、何でこんな状況になっているのかと言うと……


───今を遡る事、3時間前───


寝起きの悪い私が、今朝は7時に目を覚ました。

もちろん自分で起きたなんて奇跡はある筈もなく。
正確には、起こされたのだけど。

朝から、それはそれはディープなキスによって、微睡みの中に居た私を半ば強引に引き上げた魁さん。

あまりの息苦しさに、重たい瞼を持ち上げると……
目の前には超絶美形が私を見下ろしていて。


「おはよう、マリア」


甘い眼差しで微笑む彼の手は、なぜか私の両手を拘束している。


「…………おはよ?」


あれ? 何で、こんな状況になっているの?

寝起きのボーっとした頭で一生懸命考えるけれど……


「……んっ…………」


状況を把握する前に、再び塞がれた唇。

段々と深くなっていくキスに、今度こそ完全に覚醒した私。

危うく、また気を失うところだった。