Wonderful DaysⅡ



「アルは、大袈裟なんだよ。さぁ、朝食にしよう」


いつの間にか目の前まで来ていたマーク兄さんは、顔を引き攣らせるアル兄さんを無視して、朝食の準備が整っているテーブルへと私を促す。


「でも……」


「本当に、大丈夫だよ」


言いよどむ私に微笑んでくれるアル兄さんの笑顔は、まだ若干引き攣り気味だったけれど。

大丈夫と言ってくれたから「うん」と返事をしてテーブルに向かった。

きっと、これ以上は何を聞いても「大丈夫」としか言わないと思うから。


「次からは、気をつけるからね」


これ以上は怪我をさせないようにと、固く心に誓ったのに


「「「………………」」」


私の前にいる三人は、顔を引き攣らせたまま固まった。