Wonderful DaysⅡ




嘘だろ!?と、兄さんを凝視してしまったけれど。


「早く治せよ?」


なんて、労わる言葉まで掛けて部屋を後にした兄さん。

驚きすぎて、顎が外れるかと思ったよ。


「魁なら、大丈夫だろ」


僅かに口角を上げて、紅茶を飲む兄さんの表情は柔らかい。


「………………」


その一言で、俺が思っている以上に兄さんは魁を信頼しているのだと分かった。