Wonderful DaysⅡ



「……あの、兄貴達って……」


まさか……


「お前の兄貴って言ったら、二人しかいないだろ」


なに、寝惚けた事言ってるんだ? って顔で私を見ている魁さん。


「………………」


思考が停止する事、数秒。


「どうした?」


動きを止めた私を、心配そうに覗き込む魁さん。
その瞳に映る私は、目を見開いたままで。

なんて、マヌケな顔をしているんだろうか……


「マリア?」


「あの……」


今、魁さん“兄貴達”って言ったよね?
って事は、当然マーク兄さんもこの場に居たという事で……


「兄さん達って……やっぱり、マーク兄さんも此処に来たんですよね?」


「あぁ」


あぁ……誰か、嘘だと言って。