桃原はそんなに悪い人には見えないし、能力者同士仲良くしようと思った。



だが、桃原は様々な友達を作っていき、

とうとう声をかける事もしにくくなっていった。



なんか、桃原は友達といる時が増えていた。


いつの間に…。



「…あ、の。ハヤト君…っ」



うわ、この声は…。

授業が終わってすぐ、1人の女子が俺に声をかけてきた。


この、媚びた声…嫌いだ。