おためし彼氏の5日間。




狭いシングルベッドで、寄り添いあって眠った。


アヤの温もりを感じるだけで、あたしの心はいっぱいになった。







そんな日々は、まだあたしの中にしっかりと残っている。


残っているから、悲しい。


やけに広く感じてしまうベッドに潜ると、また涙が零れてきた。


もう、泣きっぱなしだよ。


どこからこんなに涙が溢れるんだろうってくらい、泣いた。


どこかにいるアヤを想って泣いた。










アヤがいなくて、寂しい。


アヤがそこにいたから、苦しい。


アヤの記憶がハッキリとあるから、悲しい。


アヤがいたのは夢じゃないから、虚しい。


アヤがいなくて、恋しい。


・・・アヤがいたって、恋しいのに。