「・・・まぁ、とりあえず今日はさ、遊ぼっか。」


アヤはよく頭を撫でる。


あたしは頭を撫でられるのが弱いこと、気づいててしてるのかな?


もしそうだったら、ずるいよ。


・・・ますますアヤのことが、気になっていく。


「じゃあ、なにして遊ぶ?」


「あ、待って。洗濯物干してから。」


・・・アヤは真面目だなー。


「ちょっとだけ待っててね、ヒナ。」


額に軽くキスを落としたアヤは、微笑んで家事に取り掛かった。


アヤに出逢えてよかった。


そう心から思えるよ。


出逢いは突然で、意味わかんなくて、アヤのこともわかってなかった。


まだ3日しか経ってない、そう言われたら認めざるを得ないけど・・・


でも、アヤと一緒にいる今が幸せだから。


それでいいと思えるよ。アヤ。