りぼんにこんなことを言ったって何の返事も返ってこないことは百も承知だ。
でも誰にも思いっきり言える相手なんて私にはいない。
・・・・・この、りぼんしか。
りぼんは私の家族であり、話し相手であり、そして相談相手でもある。
小さい頃からりぼんに相談すると、不思議とうまく行くことが多かった。
「・・・・・りぼん」
私はりぼんを抱きしめながら、泣き寝入りをした。
☆*:.。. .。.:*☆☆*:.。..。.:*☆☆*:.。. .。.:*☆
「ん・・・・・ここは一体・・・・・?」
目が覚めると、私は見慣れた景色の中にいた。
いつも夢の中で見るこの場所・・・・・。
「クローバー畑・・・・・」
もちろんこの名称が正しいのかはわからない。
でも、幼い頃の私たちはこうやって呼んでいた。
「麻美、やっぱりきたね」
後ろから声が聞こえてきた。
幼い頃の私でも、海原君の声でもない。
おそるおそる振り返る。
「りぼん・・・・・!?なんでここに、って夢だからか」
なんと後ろにはりぼんが立っていた。
ニコニコと微笑みながら私を見ている。
すごい、夢の中でもりぼんいい匂いする・・・・・。
かわいい、抱きつきたい・・・・・。
