周りの女の子たちは、


えー、一緒にあそぼーよ


だれー。あの女の子ー。


などそんな声が聞こえてくる。


でも、澤田くんは気にもとめない様子で


わたしに


わらいかけて、[行こっか。]


と手を差し出してきた。