ヤンデレ〜女の嫉妬〜

「──────────犯人は
あなたでしょ?」

私の勘が察知した。

勘だけはいいほう。
しかも、悪いことに対しての。

「…日茉莉…
まだ、日茉莉なんだ…」

「…誰、誰なの」

「日茉莉を殺したら
こっちに向くんだね」

「⁉︎
そんなわけないでしょ⁉︎
誰なのよ⁉︎」

誰かわからない恐怖と
日茉莉を殺されるかもしれない恐怖が
重なっていた。


そんなとき