それでも一緒に居たいと思ったら

私は、その人を睨みつけて

教室に戻ろうとしたら

「待ってよ〜結菜〜」

と後ろから声が聞こえて

振り返ると麗華と麻恋が

走って追いかけてきた

「あ、ごめん。今ちょっとイラついてて」

私がそう言うと

「あの人と何かあったの?」と

目を見開いて聞いてきた麗華に

私は、「別に。」とそっけなくかえした

そしたら麗華は「ふーん」

とつまらなそうに言ってきた。