ハァ…ハァ…。
みんな疲れてるな…。
ちょっとハードすぎたか?
陸「麗架」
陸?どうしたんだろ…
陸「次、蹴りの方を教えて欲しいんだけど…」
あぁ、蹴りか。
『わかった』
陸「さんきゅ。俺蹴りはちょっと苦手でな。この際だから克服しようと思ったんだ」
確かに。
体育祭での喧嘩でみんなの喧嘩を見させてもらったけど、陸は蹴りを繰り出す回数が少ない方だったと思う。
たまに出す蹴りもあんまり強くはない。
陸「もう大丈夫だぜ」
『あと10分ある。休んどけ』
休憩は大事だしな…。
陸「なあ、麗架」
『どうした?』
陸「死雷との戦いが終わったら伝えたいことがあるんだ。…聞いてくれるか?」
伝えたいこと…?
私も、その時に言おうかな…
好きだって
『わかった』
そして10分後。
『よし!再開だ!みんなもう少しだから頑張れよ!陸、行くぞ』
陸「あぁ!」
バキッ
『重心がぶれてる!それじゃあ力も入らないし、バランスも取れない。複数で飛びかかってきたら対処出来ない。連夜』
連「あぁ」
ヒュッ
陸「‼︎‼︎」
『こんな風にな。重心は意外と重要だ。』
陸「…もう一回」
こんな特訓をしていて
とうとう死雷と戦う日が来た。
これから起こる悲劇は
まだ誰も知らない。

