ピリッ


空気が変わった。
黒龍のみんなも気づいたみたい。
空気の変化にね。

蝶藍のみんなも
それぞれ切り替えたみたいね。

蒼「先ほど調べ物をしていたら少々やっかいなことになりまして」

『続けろ』

蒼「死雷という族をご存知でしょうか」

死雷…
確かその族は、

『ナイフや銃を所持し薬にまで手を出している族だな。確か全国No.20、だったか?』

蒼「さすがです。その族が黒龍を狙っています」

黒龍のみんな「えぇ⁉︎」

萩「知りませんでした…。パソコンは常に触っていたのに、何故…」

蒼「そして厄介なのが、バックに天晴組がついていることです」

禀「天晴組?」

春「その組って強いの?」

『その組も銃やナイフを標準装備としている。対して強くはないが…。思っているよりも厄介かもな』

涼「銃やナイフ…」

陸「いつ攻めてくるんだ?」

蒼「3週間後です」

陸「そうか…」

慧「安心しろ。俺ら蝶藍はもちろん協力するから」

千「この3週間は…」

連「戦いへの準備や喧嘩のレベルアップをはかる。それでいいな?麗架」

『あぁ』

蒼「早速下にも伝えましょう」





ザワザワ
ザワザワ

『静かに』


シーーーーーン

『3週間後、黒龍に死雷が攻めてくる』

ザワザワ
ザワザワ

連「静かにしろ」

『その死雷なんだが、銃やナイフを標準装備とし、薬にまで手を出している族だ。そのバックに天晴組がついている』

充「麗架さん。どんな手を打つんですか?」

『戦いへの準備と主に個々のレベルアップをはかる。今日から早速取り掛かる。私たち蝶藍、明日からは仁さんや鏡さんたちにも応援してもらう』

連「そういうことだ。蝶藍の下のやつらは黒龍の下のやつにできるアドバイスはしてやれ。それじゃあ、解散」