確か次は…

『次って騎馬戦だろ?』

陸「あぁ」

春「陸と禀斗だよね?」

禀「そーだよ。早速行ってくるわ〜」

『頑張れな』

そう言って私達は別れた。




そして始まった騎馬戦。

え〜、以外なことに陸が上です。
うん。すっごいびっくりした。いや、そこまでじゃないかも…

にしても、あれってどうなの?

『ねぇ、涼介?』

涼「ん?」

『陸、殺気出してない?あれ、俺の気のせいか?』

涼「いや、気のせいじゃないよ」

だよね。

私の知ってる騎馬戦は
掴みあって相手を落とすんだけど。

殺気で相手ビビらすってどうなの。

そんなことを思いながら
禀斗を見てみると。

禀斗も上だった。
まあ、そうだろうとは思ったけどね。

ただいま禀斗と相手の男の子が
手を握りあっ…

いや、言い方が悪かった。
手を…手を掴みあって?いや、どっちにしろダメだわ。

うーん。と考えてたら。

春「あ!2人とも勝ったよ‼︎」

え?

萩「本当ですね。さすがです」

ほんと。勝ってるわ。
よし、さっき考えてたことは忘れよう。
うん。


そして帰ってきた2人。

『おつかれー!』

禀「さんきゅ〜」

陸「あぁ」

あぁて。
もっと言うことないんかい。

そんなつっこみを心の中でしてから

『次は借り人競走だな!行こうぜ!』


よぅし、いっちょやってやる。