〜麗架〜
涼「これが俺の女が嫌いな理由。」
思っていたのより涼介の闇は大きかった。
好きな人に裏切られたんだ。
人を信じるのが怖くなるのも当たり前だよ。
『よく頑張ったね。もう、大丈夫。1人じゃない。涼介はもう仲間がいる。黒龍のみんなが、私が。』
そう言って私は涼介の頭を撫でた。
『私が光になるから。だから一緒に闇から抜け出そう、ね?』
涼「同情、しないのか?」
『少なくとも私は同情なんかしてもらっても嬉しくない。だから、私もしない。されて嫌なことはしないの。私』
涼「…ありがとう。麗架、俺…」
涼介の頬を透明な液体が伝った。
そうして暫く私達は抱きしめあったままだった。
涼「麗架、本当にありがとう」
『いいえ』
涼介、あなたの今の笑顔。
すっごく輝いてるよ。よかった。
なんて呑気に思ってると。
涼「麗架っ」
ギュー
ん?
『ふふ。涼介、どうしたの?』
なんか急に甘えん坊になっちゃった。
(これが素なんだろうな。)
涼「どうもしないけどこうしていたいんだ」
か、可愛いっ‼︎
私は光。
闇を持つ人々に光を放つ。
そんな意味があるって、言ってた。
私はそんな光になるよ。
どんな人にも平等に光を放つよ。
〜麗架〜

