私の名前は『5組』と書かれた紙の1番上にあった。

つまり、私がさっきから見ていた紙はクラス表だったのです。

??「らんー…だよね?」

私の肩を掴みながら恐る恐る聞いてきたのは私の友達、華(ハナ)。

私「おぉ華!久しぶりー」

華「良かったあ…久しぶり!」

ニコッと可愛く笑う華は、私の小学生のころの1番の友達。

グループの中の1人に仲間外れにされていた私を、同じグループだった華は助けてくれた。

私にいつも笑顔。みんなに笑顔。
華は面白くて人気者だから、私とある意味正反対なのかもしれない。