sid:いつき

「ちょっといつき!なんなの?」

「なんなのって、応援団に立候補したん

だろ?」

「私は応援団なんて、やりたくないよ!

もー、勉強に追いつけなくなるじゃな

い!」

「たく、それなら俺が教えてやるから、

一緒に応援団やろーぜ?」

「え、いつきって頭良かったっけ?」

「おま!バカにすんなし。少なくともお

前よりはいい自信はあるぜ」

と言っても、あおいは相変わらず疑いの

目で俺を見ていた。

たく、まーあおいと応援団やれるなら、

いっか。