「蒼未、離れちゃったね…。」
「だな。まぁ、大丈夫だろ?」
寂しいけど天音と寿羽いるし。
きっと大丈夫、
そして教室にやってきた。
「あ、あずー!」
かわいい笑顔で走ってきたのは寿羽。
「同じクラス、よろしくねっ」
「あずと同じになるとはなぁ。あ、小松さんおはよう!」
天音も登校してきたみたい。
「天音ていいよ!?あたしも寿羽って呼んでいい?」
「もちろーん」
ちゃっかり仲良くなってるし。
でも、二人が仲良くなってくれると嬉しいな。
「寿羽、僕も同じクラスなんだけど」
長岡くんだ。
「もう!空良はいつも一緒なんだからいいのっ」
「空良くん、寿羽。あたしとあずはカレシと別のクラスなんですけど!?」
「ごめんね。天音とあず、寂しくない?」
「「寂しい!!」」
見事にハモった。