長岡くん、ついてきてね!!って言った。











「ついてこれないならおいてっちゃおーっと♪」











長岡くんって腹黒!?











「空良、愛月をいじめんな!このノロマは俺が何とかする」











うんうん。ありがとう






って









「ふざけるなボケぃ!」











あたしが一発ぶちかまそうたしたのに走り出したみなさま。











あたしら蒼未に手を引かれ走った。











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ハァ……ハァ……











やっとついたジェットコースター。










それにしても











「みんな早くない!?」











あれ、絶対陸部入るべき。











「え?僕、陸部だし」











長岡くんが陸部!?











「しかもコイツ、結構いい選手らしーぜ
!」











自慢気に話す蒼未。











蒼未のことじゃないのにね。











にしても凄いな…。











「あ、次はあたしたちだよ!あずは蒼未くんの隣がいいよね?」











叶姫ちゃんの『あたし、空良の隣がいいの!!』という心の声が…。











「う、うん。あたし、蒼未の隣がいい」











隣を見るとニヤニヤした蒼未。











「次のお客様どうぞー♪」











そして、あたしは蒼未の隣に。










あたしと蒼未の前には叶姫ちゃんと長岡くん。