あたしがホントのカノジョになった次の日。
家の前には大好きな彼。
「愛月おはよ」
そう言って広げた腕の中に飛び込み
「蒼未おはよ!」
と言った。
すると
「朝からおアツいですね」
声のほうへ目を向けると
「おー、桜夏じゃん!おはよー」
「おはよーさん。よかったな、蒼未。愛月と付き合えてさ」
桜夏、もうしってるんだ。
「さんきゅ!桜夏も小松と付き合ってんだろ?」
「まーね♪」
桜夏キモイ…。
「てか桜夏、愛しの天音は?」
あたしがからかうと睨む桜夏。
「あーもうすぐ来るんじゃん?」
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