え?












「おーくんはあずが好きなんじゃないの?」











あたしはずっとそう思ってた。











「俺は確かに愛月が好きだった。だけどな、天音ちゃん。愛月は蒼未を好きだろ?その時、俺聞いてたんだ」











おーくんはあたしとあずの話を聞いてたみたい。











「その時さ、天音ちゃん悲しい顔しただろ?それで、俺がこの子を笑顔にしたい。って思った」











あたしの頬を一筋の涙が伝った。











「でも、もっと前から好きだったのかもな」











「おーくん…。」














「俺と付き合ってくれないか?











天音…。」













「もちろんだよっ、おーくん」