「どうしたの？天音ちゃん」











あたしはおーくんを呼び出した。











「ねぇ、おーくん。あたし、おーくんが好きだよ」











おーくんは驚いた顔をして言った。











「うそだろ？」











やっぱりあたしの思ったとおり。











「おーくん、あたし、おーくんがあずを好きなのは知って」











あたしが言い終わる前にあたしの体は何かに包まれた。










「え？おーくん？」










あたしはおーくんに抱きしめられていた。
























「天音ちゃん、俺も天音ちゃんが好きだよ」