『なぁー、アイー』

ぼーっと歩いてたからびっくりして焦った私はおもわず、

「びゃっっっっ!!!なっっなに!?」
『...ふっ、ぶはっ...なんだよ!!びゃっって!...ははっ!!』
「...っっ なんなの...っっ!! もーべーーっだ!」

最悪...なんなのこの笑い方...かわいくなさすぎ...。
ハルにもすごい笑われたし...
どうしよう...

『まあ、そんなとこも好きだけどなー...笑』

ん??

え?

風がゆるく吹いている夏の林道。

人は少ない。

でも、蝉の音が鳴り響く。


聞き間違い?

いや、まさか、ね?