しばらく沈黙したあと ─ザブンッ 波がわたし達を直撃。 ─ケホッケホッ… 類「美紅大丈夫か?」 私「うん…なんとか…」 類「メイクとれてるぞ」 私「えっ!ウソ!?」 類「うそうそっ」 私「しんっじらんないー!」 類「ぷっ…やっといつもの美紅に戻ったな」 私「えっ?」 類「明るい方がお前らしいよってこと。 まあ、めそめそしたところも可愛いけどな」 私「ばっ…ほんとバカ!いきなり言わないでよ」 私は照れ隠しに類から少し離れた。