夏休みに入って10日が過ぎた。



いつものように夜にベッドでケータイをいじっていると



~♪♪♪



類からの着信。



「も、もしもし?」



『あーもしもし。美紅?

明後日と明々後日あけとけよ。

海行くぞ』



「ほんと?やった~!!

んっとねーれいらと友美と奈々も誘うね♪

たぶん、みんな彼氏も連れてくると思うから〜

いいよね?」



『別に構わねーよ。

近くに俺んちの知り合いが経営している

旅館あるからそこに泊まるぞ?』



「おっけ~!じゃあ楽しみにしてるねっ」