歩道橋には類の姿が…
こんな…3時間以上外で待って…
私「類!」
類「美紅!?」
私は類の胸に飛び込んだ。
類「来ねえかと思った…」
私「バカじゃないの?
いくら雪が降ってなくても…12月だよ?
凍え死んだらどうすんの!」
類「でも、待っててよかった」
私「バカッ…」
類「あのさ…「待って私の話から聞いて」」
類はコクりと頷いた。
私「ずっとね…嫉妬してたの
相沢さんと2人でいるところも
たくさん見たし…
このままじゃ類が離れていっちゃう気がして
心の準備も出来てないまま
抱いてもらおうとした…
でもね、そんなの間違ってた。
私の勘違いだった。
そんなことしなくても類は…
ずっと私のことを思ってくれていた…」
類「あっ…たりめーだ」
私「類…?泣いているの?」
類「は?何言ってんだよ…
こんなの塩水だ!」
私「類…大好き」
もう一度私は類に抱きついた。

